身代わり地蔵



常徳寺身代わり地蔵・奉納千体地蔵
身代わり地蔵のお寺 常徳寺 寺院概要



【身代わり地蔵尊】

江戸時代の地図をみると、当寺の個所には大きく身代り地蔵、小さく常徳寺と印されている。このことでもわかるように当寺は、往時の地蔵霊場として栄えていたことが知れる。享保年間(1716~1735)に発行された菊岡沾凉(1686~1747)作「続江戸砂子」四巻には、「尊像の身丈7尺余、木造、恵心僧都作、常徳寺第2世転誉上人重病にかかり半身不随、右目すでに盲せんとするとき、日頃信ずる地蔵尊に祈念、尊像身代りとなって右の御目我がことのように腫れており、転誉上人の病気が全快、世人この地蔵尊を身代り地蔵と称し崇めた」と霊験利益を蒙る多くの事例とともに記載されている。

尊像は第二次大戦の際、大きすぎて運び出すことができずに焼失した。 平成12年(2000年)常徳寺開創370年にあたり、当山第13世敬誉信康上人は身代り地蔵尊の復興を発願し、檀信徒の協力を得て平成14年11月24日、完成した身代り地蔵尊をお迎えし、遷座法要が盛大に執り行われた。 この尊像は、身丈104㎝、尾州檜寄木造り、常徳寺参拝会で訪れて深い感銘を受けた福島県会津・常勝寺の通称「雨降り地蔵尊」のお姿を参考に仏師・渡辺貞光師が心をこめて彫り上げて下さいました。

地蔵菩薩は梵語で大地の徳を現し、そのお姿は菩薩でありながら、僧形に袈裟を着し、右手に煩悩を払う錫丈を持ち、左手には意の如く宝生する宝珠を持っておられます。お地蔵さまをお参りすると身近に感じ安らかな気持ちになります。どうぞ辛い時、苦しい時、そして嬉しい時、楽しい時もお地蔵さまにすがり、語りかけて下さい。毎年1月24日に身代り地蔵尊祈願会(初地蔵)を勤め、多くのご参詣を頂いております。

奉納千体地蔵

奉納千体地蔵、あたなの身代わり地蔵を奉納できます。当寺院においてあなたのお地蔵様を安置致します。

身代わり地蔵、奉納千体地蔵、身代わり地蔵を奉納いただけます。


身代り地蔵尊堂内に「千体地蔵」をご奉納致します。このお地蔵さまは身丈10㎝ほどの白檀木造りの小さな「身代り地蔵」で、背面に奉納される方の願意・お名前を記し、永代にお祀りします。現在約500体をご奉納頂いております。1人でも多くの方にお地蔵さまとご縁を結んで頂きたくご案内申し上げます。いつでも、ご自身の身代わり地蔵にお参りいただけます。奉納者は毎月お参りされる方も、年に一度お参りされる方も様々です。


常徳寺奉納千体地蔵一体3万円 永代に渡り安置致します


【お申込み案内】

お電話またはメールフォームよりお問合せ、お申込み願います。

ご遠方で来寺いただけない方でも、当寺院においてあなた様にかわり奉納し永代にわたりお祀り致します。お参りの機会ができましら来寺ください。奉納されるかたのお名前、そして願意(願いごと他)をお書きした上で奉納致します。その際、奉納だけではなく、個別祈願をお申込みの場合は、別途祈願料として3,000円、御札の授与を希望する場合は祈願料御札料5,000円を山納願います。御祈願後、御札を郵送致します。


身代わり地蔵 奉納千体供養FAXお申込みダウンロード

FAX:03-3828-8292


◆六地蔵

常徳寺六地蔵無縁仏


境内無縁塔前には六体のお地蔵さまが並んでいる。これは仏教の六道輪廻の思想(全ての生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする)に基づき、六道のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたものである。像容は合掌の他、蓮華、錫丈、香炉、幢、数珠、宝珠を持っている。平成29年8月12日(土)夕方より無縁塔前にて千灯供養が行われる。
→千灯供養のお知らせ

◆おその地蔵

おその地蔵

山門をくぐると参道右側に「十万人親縁記念供養塔」と書かれたお地蔵さまが祀られている。通称「おその地蔵」といい、大正11年4月、三田その子(大正10年9月8日没)供養の為に建立された。言い伝えによると、三田その子は嫁ぎ先で結核を患い、やむなく離縁となり幼い娘と別れ療養生活となった。 辛く悲しい気持ちの中で「その子」は「もし生まれ変わったらお地蔵さまになって自分と同じ苦しみを持つ人々を救ってあげたい」という思いを残してこの世を去った。当山第10世悦誉行善上人の信者であった宮崎林蔵氏は「その子」の思いを叶えるべく行善上人をはじめ、多くの方に呼びかけて、結縁者を募り、「その子」が亡くなった翌年に念願の「おその地蔵」を建立した。建立後はお百度参りをする方もいたらしく、その名残の百度石も残っている

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